|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
『EXPO』(エキスポ)は、日本の音楽ユニットであるTMNの2作目のアルバム(TM NETWORKからの通算では8作目のアルバム)。 1991年9月5日にエピックソニーレコードよりリリースされた。 == 解説 == *1曲1曲が「博覧会のパビリオン」のイメージを持つアルバム。レコーディングしていたスタジオの窓から月が見え、グランドピアノのあるスタジオに月明かりが照らされていた風景を見て「月とピアノ」という裏テーマが生まれた。 *「月はピアノに誘われて」では木根尚登が、「Think Of Earth」では小室哲哉がそれぞれリードボーカルを担当している。「Crazy For You」では伊集院光の笑い声をサンプリングしている。 *「Tomorrow Made New」は前作『RHYTHM RED』(1990年)の時に作られていた曲であったが収録を見合わせ、今回歌詞を変更(本作のキーワードである「月とピアノ」が入っている)した上で収録されている。歌詞が本作『EXPO』に沿ったものであるが、前作である『RHYTHM RED』路線が残っている楽曲であり、本アルバム収録楽曲とは明らかに異端児的な存在である。なお、歌詞が変更されていない原曲(オリジナル)バージョンはライブ音源ではあるがライブビデオ『WORLD'S END I』に収録されている。 * 小室によると、今までのアルバムは無国籍風のサウンドであったが、EXPOは東京の音楽であるという〔自身のnationality(国籍)も東京であると述べている。(角川文庫『告白は踊る』)〕。 *1992年3月20日にTBSラジオで放送されたスーパーギャング内で、上記の「月はピアノに誘われて」は久保こーじが編曲を担当していることが木根尚登によって公表された。 *「Just Like Paradise」では、当初は葛城哲哉がギターカッティングをするはずだったが、当人が思ったようなギタープレイが出来なかったため「木根さんに任せた」と言い放ち断念。代わって木根尚登が担当したが木根もなかなか思い通りのフレーズが弾けずにいたが小室が木根に指示したフレーズを弾いてみるとハマったという。その際、小室が「流石、僕のプロデュースだね」と言ったが、「弾いたのは俺なのに・・・」と木根自身はイマイチ納得いかない様子だったらしい。 *「月の河/I Hate Folk」は、「月の河」と「I Hate Folk」の2つの楽曲を混ぜ込んだ構成となっている。なお「月の河」は木根が作詞・作曲、「I Hate Folk」は宇都宮が作詞・作曲を手がけている。また「月の河」は後に木根が2002年にリリースしたソロアルバム「RUNNING ON」に木根本人がカバーしたバージョンが収録されている。 *このアルバムの発売後にシングルとして発売された「WILD HEAVEN」は(コンセプトとしては「TM NETWORKパビリオン」として)本アルバム収録予定だったのだが、カップリング曲の「Dreams Of Christmas」同様、曲順を変更してもボーナストラック的になってしまい、アルバムの雰囲気と合わないとの理由で収録を見送られたというエピソードがある。 *また「WILD HEAVEN」が未収録となったため、本アルバムには小室みつ子による作詞曲は全く入っていないという珍しい構成となった。 *レコーディングは丸3ヶ月間24時間スタジオを借りっぱなし状態で行われ、地下では小室哲哉やゲイリー・ライトらニューヨークからのエンジニアが、クラブさながらのダンスミュージックのミックスをし、ロビーでは宇都宮隆やマネージャーが合間にスーパーファミコンをしたりと様々であった。また、やたらとスタジオ内には人が多く、中には全然見たことのない人がよくいたという。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「EXPO (アルバム)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|